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活動実績

2010年3月7日 スクールコーチング初級講座


本年第1回目の社団法人スクールコーチング協会初級講座が東京北区田端、スクールコーチング本部で開催されました。


本日のトレーナーは河合先生です。


コーチングの理論は知っているけれど使えないという話をよく聞きます。辻本式コーチングは実践を基にして使えるコーチングをモットーとしています。本日学習する初級コースは野球に例えるなら直球(真っすぐな球)の投げる練習。中級で速い球の投げ方。上級では変化球へのチャレンジを目標にしています。

コーチングは目隠しをした人が誰かの声を頼りにしかし自分で目的地たどり着くようなものです。つまり目隠しをして手を差しのべられて目的地に着くこととは違うのです。


カウンセリングは過去のトラウマを解きほぐし、コーチングは未来の像をとらえるとよく言われます。辻本式スクールコーチングでは過去のトラウマをも肯定して未来の自分像を作ります。ですから現在の自分を肯定するところを重視しています。



さあ、自己紹介を始めましょう。

自分の名前を言った後、コーチング研修でどうなっていたいかを言ってみましょう。



コーチングの基本は聞く(hear)ではなく聴く(listen)が必要です。


コーチとは馬車です。その馬車でクライアントを目的地に向かわせることが目的です。

教育関係の皆様は知識が御有りになります。そこで新しい引き出しを作るということで参加してほしいのです。



コーチングは依存型から自立型へ

各々が答えは自分が持っている。相手はできる人間だという前提が必要だ。しかしひとは違う。人それぞれだから

Coaching is not almighty.(コーチングはオールマイティではない) 。
ティーチングやアドバイスが適する場合もある。

それでは五年後、十年後にどうなっていたいですか?

五年後、十年後に夢が実現したとしましょう。さあ、思い浮かべてください。

実践練習がスタートしました。

どんなことが起きていますか?

そのために何をしましたか?

それを実現するために何をしましたか?

そのために今何をしますか?



ちょっとその風景をのぞいてみましょう



学生講師のIくん。化学の高校の先生を目指しています。


I :化学の先生にないたいですね。
河合:ちょっと飛んでみますね。
   はい、なりました。どんな感覚ですか?
I :充実しています。
   人生の時間をかけてこれをやりたいと思えたものですから。
河合:どんな空気ですか?
I :お風呂のちょうどいい湯加減というか。
河合:それまでに何をしますか?
I :やるといったことをやりとげます。
河合:やるといったことをやり上げる。
   素晴らしいですね。では何をどうするのですか?
I :四角のものを四角に。丸のものを丸に収めます。
河合:いいですね。そのために今からできることは何ですか?
I :部屋の片付けです。
河合:そうですか。素晴らしいですね。部屋をかたづけるとどうなりますか?
I :物事が滞りなく流れるような気がします。
   どんどん消化されるような気がします。
河合:それは良かったですね。それはいつからやりますか?
I :今日からです。
河合:すごいですね。



コーチングスタート?

さて、座り方は?

理論はそうだけど相手がそれでいいと言ったらそれでいいのですよ。うなずくとかオウム返しといった言葉を意識するとそれに縛られてしまいます。

ですから、まずはやってみること。テクニックよりも話を聴くことに集中。自分の興味本位で人の話を聴かずに、相手の関心事に耳を傾けてみましょう。



話し上手よりも聴き上手が難しい

ついつい自分の意見を言ってしまいます。ですから自分の興味本位で人の話を聴いては駄目ですね。相手の興味、関心のあるところに合わせて話を聴くことがポイント。

そして質問の仕方が重要です

もちろん人間関係ができていないと無理ですが。



質問をするときはこれまでの成果を認めることが大切です。

例)40点から50点になったら

なんあだ50点ではなく→10点アップすごいなあ



その際、Iメッセージ(わたしはこう思う)。
Youメッセージ(君はえらいなあ)。

を添えると効果的。

そして目標を数値化すること。



その後、二人組、三人組になってまたグループになってエクササイズ



参加者のQ&A

Q:自分が興味のあることに質問をしてはいけないのでしょうか?

A:相手に関心を持つことは大切なことです。コーチングはあくまで相手[クライアント]が主役ですから、相手の会話を聴くことが基本です。

Q:沈黙が出たときにはどうしたらいいのですか?

A:相手(クライアント)が考えているときですから、まずは待ってみましょう。また、質問されたくない時かもしれませんから表情を見ていかなければなりません。

Q:沈黙が長い時はこちらから声をかけてもいいのですか?

A:いいですよ。話しかけてもいいですかあんど確認をされて見てはいかがですか。

Q:質問をするタイミング、間が難しいのですが。

A:いやあ、みなさん。最初にしてはいいですよ。やはりコーチングも数をこなすことです。




参加者の感想

○ やはり、主体はクライアントであるという当たり前のことを再認識しました。受け身だけのセミナーではなくセッションがあったことが良かったです。コーチングでうまくいった子供さんの話が聴きたかった。
(ベスト教育 高橋秀明先生)

○「私メッセージ」「あなたメッセージ」を意識して使っていきたいと思います。河合先生の「受験パラダイス」という発言は素晴らしいと感じました。
(志学ゼミ 飯倉 雅人先生)

○ 今回の研修で講師は「生徒をひっぱって行く要素」もさることながら「生徒に促していくこと」が大切であると思いました。
(志学ゼミ 谷田部 裕介先生)

○ 承認がいかに大切であるかがよくわかりました。
(志学ゼミ 根間 慎也先生)

○ 間の取り方がいかに大切かがわかりました。オブザーバーの意見が大切だなあと感じました。
(志学ゼミ 高橋 宏佳先生)

みなさまお疲れさまでした。




次回は3月21日[日] 中級講座    3月22日[祭日]上級講座

東京本部(志学ゼミ 2F)にて 10時~17時で行います