
本年も初級コーチングからスタートしました。今回もOBの保護者様にも参加していただきました。
震災もありましたので、どうしようかなと考えていましたが。塾内の講師で研修を受けていない諸君、他塾の先生、保護者様が参加して午後から夕方まで開かれました。
今回は、梶原トレーナー。保護者セミナーでも活躍され、また筆跡鑑定士でもあられます。
まずは誕生日で席を再度決め直しました。今日のテーマは傾聴と質問です。
コーチングって何だと思いますか?という梶原トレーナーからの問いかけからスタートしました。それぞれの意見が出る中、どの意見も否定はされません。
相手が「自分で考え」そして「目標」を達成するための行動を起こすとき、サポートする役割がコーチとしました。
人間は3%の意識と97%の無意識からでいています。意識の部分は「~しなければならない」。実はモチベーションアップにはこの無意識に思っているところから上げていくと継続性が高いのです。
現在の状態+新しい行動=目標達成
この新しい行動をするときにコーチングをして、相手が自分の中にある答えを出していくのです。その際、話を聴く側は可能性が100%あるんだと思ってあげることが大切です。
そしてコーチングとティーチングの説明。コーチングは教えることを否定しているのでありません。知識等は当然教えて身に付く場合があります。
次に話を聴く態度と位置。対面でする。横に並ぶ。腕を組む。その状態で人の話を聴くと相手はどうか。自分はどうかを体験していただきました。
頭でわかっていても体験するとより分かります。
そして共感してみることを行いました。相手と意見が違っていてもいったんは受け止めてみる。
例えば
A「スポーツは何が好きですか?」
B「野球です」
A「私はサッカーです。Jリーグではレッズのファンです」
これでは相手の話を聴いたことにはなりません。
そこで
A「スポーツは何が好きですか?」
B「野球です」
A「野球ですか。見る方ですか、する方ですか?」
B「見る方です」
A「どちらのファンですか」
B「ジャイアンツです」
A「そうですか」
こういう風にすると相手が話やすくなります。
次に質問の仕方をちょっと変えてみようということを行ないました。
マイナスの質問
1.どうしてできないの → 何があったらできるのかなあ?
2.なぜ失敗したの → どうしたら成功できるの?
3.やらないとどうなるの → やればできるようになるよ
4.このままでいいの → どうなりたい?
5.いったい何を考えているの → 私は君の考えを聴きたいなあ。
日常の会話でよく使っていませんか?特に親子間は感情が入りますからね。ちょっとした工夫をしてみてください。
講座終了後に梶原トレーナーより特別に筆跡鑑定を行っていただきました。
ごくろうさまでした。
次回は 5月22日(日)初級 13時から17時半
6月19日(日)中級 13時から17時半
7月2日(土)辻本理事長の「子育て養成講座」 13時から16時半
北とぴあ(定員50名になり次第締め切ります)
塾生保護者様 無料
7月3日(日)辻本先生による上級講座 田端(志学ゼミ)
10時から17時半
各講座とも社団法人スクールコーチング協会の認定証が発行されます。