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活動実績

2011・9月11日 初級セミナー in  東京・田端


本日のトレーナーは河合先生。今回は塾の先生と保護者様のコーチング研修となりました。まずはイスブレイクとして梶原先生の筆跡鑑定が行われました。梶原先生は当協会のトレーナであるばかりでなく、筆跡鑑定士でもあります。全員に同じ文字を書いて頂き特徴のある筆跡を分析していただきました。
今回はいきなり河合先生から「最近あった楽しいことについて話してみましょう」と切り出されました。ペアになったわけですが。条件が出ました。お人方はお相手の話を効かないで下しと言うものでした。そして2分が経過しました。次は話を聞いてみてくださいという話になりました。さて何が変わったのでしょうか?
まずは感想から
Tさん「相手が聞いてほしいと思っていてもこちらが聞かないと早口になりましたが時間内には終わりませんでした。しかし、こちらが聴く態勢になると時間を残して終わったのです」
Oさん「聞く姿勢をすると笑顔になった」

そうなのです。今日のテーマは「聴く」ことの。と河合先生からまとめが出ました。
実は河合先生は高校時代野球部だったのです。それもスパルタ。上下関係は厳しく上に逆らおうものなら大変だったそうです。そうして塾で教えてもこのスパルタが身についていたせいか上から目線でものをいっていたとか。しかし現場で限界を感じる日々が訪れます。そうして出会ったのがコーチングだったのです。彼が経験したビジネスコーチング研修の中に今もって彼が覚えてていることがあったのです。目隠しをして目的地にペアで行く研修でした。最初は手を引いてもらいました。2番目は目隠したまま進み困ったときにペアの相手方に訪ねてゴールを目指したそうです。どちらが達成感があったか想像がつきますか?そうですね。後者です。これを経験した河合さん。上から目線を改め、各自が何を目指しているのかを最優先し、自分が出来るサポートを相手の要望に応じて応えるようにしたそうです。

コーチングは相手(クライアント)の自立型人間を目指します。そのためには相手の中に答えがある(話しながら自分で気がつく)。相手の可能性を信じる(各自が自己肯定感を持っている)、人はそれぞれ違うのだということを認識することが必要となります。そうして相手の話をhear (聞く)のではなくlisten(聴く)ことに気がつくのです。

その姿勢に立ってみれば「やりたくないなあ」と言う発言に対して「やらないとだめでしょ」というのは明らかに×ですね。ではこれを「そうなんだ、やりたくないんだ」とするとでどうでしょうか?
親は子供のエ危険がありますから、子供の行動や考えが予測できます。ですから言ったとおりになったでしょうなどと言ってしまうのです。

コーチングはテニスコーチの話からきているんです。テニススクールがはやっていたオーナーがスキーのコーチにテニスコーチを頼むことになります。もちろん、初級レベルはベテランコーチがつきます。中級、上級者にはスキーのコーチがついたそうです。もちろんテニスのコーチの経験はありません。しかしうまくいったようです。それは中級クラスの選手にサーブがどうやったらうまくいくかをコーチが選手に尋ね、選手にサーブの理想形態を話させ、それに関してうまくいっているかどうかを告げ、何が必要かをオウム返しで聴き、うまくいったら承認したそうです。これがコーチングの始まりだそうです。

ここで河合先生が一言。「素人になって聴いてみてください」
そして相手がすわればこちらも座る。相手が立てば。こちらも立つ。といったミラーリング(鏡のようにしてみる)、ペーシング(相手の話に合わせてみる)ことが紹介されました。

人間は外的コントロール(強制される、怖い存在がいるからする)ではなく内的コントロール(自分で自分を制約する)ことが必要であることがコーチングの基になりますと河合先生が強調されました。そうして聞き上手になるための研修が繰り返されました。

河合先生とS先生のコーチングが行われました。
K 「テーマは5年後の自分にしましょうか?」
S 「はい」
K 「5年後はどうしていますか?

S 「今塾の講師をしています。もっとたくさんの
   教科を教えたいと考えています」
K 「そうですか。素晴らしいですね。」
S 「中高生を教える先生になりたいです」
K 「そうですか。それでは5年後に成れたところ
   に行ってみましょう。それが成れた自分がい
   ます。どんな気持ちですか」
S 「それは、嬉しいです」
K 「色でいうと何色ですか?」
S 「赤です」
K 「体にはどんな感じがきますか?」
S 「ぽかぽかした感じでしょうか」
K 「その時、何を考えていますか?」
S 「さらに5年後のことを考えているような気がします」
K 「5年後の自分から今の自分へのメッセージはありますか?」
S 「自分のコンフォートゾーン(安全地帯)から抜け出すことです」
K 「今の自分に戻ってきました。5年後の自分を10とすると、今の自分はどの位ですか?」
S 「3から4だと思います」
K 「それを10にするには何をしたらいいですか?」
S 「まずは高校入試の図形問題をこなすことから始めたいです」
K 「それをするとどうなりますか?」
S 「一歩踏み出したことに成ります」
K 「一ヶ月後自己評価はどうなっていますか?」
S 「4から5になっていると思います」

これに関する感想です。
Sさん 「これから生きて行く方向性が明確になってきたと思います」
Aさん 「やるべきことが分かりましたね」
Tさん 「耳に痛いことが出てきましたが、自分で自分に行っていることが面白かったです
     ね」

そうして今度は3組に分かれてクライアント、コーチ、オブザーバーに分かれて研修が行われあっという間に時間に成ってしまいました。

皆様の感想・一部紹介します。
〇自己満足で終わらない面談の方法がわかりました。(英進学院 伊藤先生)
〇私でもわかるのか不安でしたが話がわかりやすく傾聴の大切さを学びました。
  (保護者 K様)
〇人を変える前に自分が変わらないと成らないと感じました。
  数字で今の自分を評価することは分かりやすかったですね。(保護者 T様)
〇私が子どもを志学に入れようと決めた一つの理由が、途中の失敗を失敗と言わず、
  発見だとし、最後までやり遂げたエジソンの話を読んだからでした。
  また今日も河合先生からその話が聞けてうれしく思いました。(保護者 K様)
〇コーチングを実践するには心の準備が必要だと思いました。
  そろそろ子離れする時期にきているんだなあと思いながら試行錯誤をしております。
  まずは自分自身が変わって行かないと一歩は踏み出せないと感じました。
  (保護者 T様)
〇2回目の初級セミナーでしたが、聴くことの重要性を再認識しました。(斎藤先生)
〇頑張って聞こうとせず、力を御抜いて相手の話を聴くことが
  私にとっては大事なんだなあと感じました。(保護者 O様)

9月18日は 中級講座です。9月19日は上級講座です。参加をお待ちしております。