活動実績

上級コーチングセミナー報告


関東地区の上級セミナーを東京の志学ゼミ田端教室にて開催しました。

日時 : 9月19日(月曜日・祝日)10:00~17:30
トレーナー : 河合明男先生

参加者はトレーナーを含めて8名です。
主な内容は、オープンコーチング実習です。受講生が、全員交代でクライアント役とコーチ役を体験しました。一組ずつみんなの前でコーチングを行い、残りの受講生はフィードバックします。自分のコーチングを客観的にみてもらえ、意見を聞ける機会です。
今回は、最後に志学ゼミに通われている生徒さん(高2)をクライアントに河合トレーナーに現場でのコーチングをやっていただきました。

今回のセミナーでのセッションからの気付きやポイントと思われる点をあげます。

1.コーチはクライアントの話を常に「素人になって」聴く

これは、河合トレーナーからのアドバイスです。コーチは、自分の知っている話(テーマ)ですと、自分の中で判断がうまれてしまいます。クライアントの話の中に出てきたものを、それに対して「何も知らない」つまり素人になって一生懸命聴くことが大切です。そうすることで、自然に質問が生まれ、それがクライアントの視野を広げたり問題解決に向かっての気付きにつながります。

2.Iメッセージは場をつくる(動かす)

コーチ役の方からクライアント役の方へ自分の感じた気持ちをストレートに伝える場面が何度もありました。

(例)「私もうれしいです」
  「お話を聴いて、私も心が温かくなりました」など

クライアントの表情が優しくなったり、笑顔が見られたりと、場がうごく感覚がありました。承認のストロークはいいですね。

3.クライアントからは、レポートではなくエピソードを聴く

具体性のないクライアントの話からは、コーチングが堂々巡りで先に進みません。「いつも忘れ物をして困る」という話ではなく、「最近、そのような事がありましたか。教えて頂けますか」と質問することで話を具体的にしていくことによりクライアントに気付きがうまれます。

4.コーチはクライアントを丸ごと受け止める

これは、参加者のコメントです。
「クライアントの、問題を抱えていく部分も、そしてその問題を持っているという事も認めたらいいと思います」
心にぐっときました。

5.コーチは、クライアントの話を100%理解するつもりで聴き、質問する

分かったつもりになると、クライアントの気持ちを十分に引き出せません。クライアントとコーチが同じ絵を描けるまで質問し、傾聴しましょう。

6.同調ではなく共感を!!

コーチは、クライアントの話に引き込まれないこと。同調するのではなく、あくまでも「素人」になって、クライアントの話を聴きましょう。

コーチ役、クライアント役、その人その人の個性が出ていて「なるほど、そうきたか」「そういうやり方があったか」などなど各自が、自分とは違うコーチングを学べたと思います。
「最終的には、クライアントの成長につながればOK」という河合トレーナーの言葉が心に残るセミナーでした。

文責 梶原絹江